時間とエネルギー=命

以前はいろんなことに腹を立てることがしばしばあった。
気分が滅入ったり腹が立つことを何度も思い起こしてしまうことも。
それはもうやめた。
どんなネガティブな感情に対しても同様に。


時間とエネルギーは有限だから。


1日は24時間。
1日に使えるエネルギーには限界がある。



自分のお金をどぶに捨てたいとか、無意味に無駄に使いたいという人はまずいないと思うけれど、自分の時間とエネルギーを無駄に浪費することをなんとも思わない、というか、無駄にしていることにも気づかない人が多いのではないだろうか。


たとえば、誰かや何かに腹を立てたとして、
何度もそのことを思い出し、いつまでもそのことばかり考えていたとしよう。
そのたびにエネルギーを消耗して、時間を嫌な気分で過ごすことになる。
たとえば、それがお金だったとして、
そのエネルギー、その時間、いくらになるのか?
いくらで買えるのか?


エネルギーも時間もお金では買えない。
エネルギーは回復させることができるかもしれないけれど、もっと楽しいことや意義のあることのために使える。
時間は取り戻せない。


エネルギーと時間は有限。
自分に与えられた貴重なもの、大切なもの。
地上にいる間にある「命」=「時間とエネルギー」
なのではないだろうか。


「あなたの命、ただでくれますか?」と言われたら「冗談じゃない」と思うだろう。
でも、誰かや何かに腹を立てたり、いつまでも否定的な感情にとどまることは、
すなわち「自分の命(時間とエネルギー)をそのものごとや相手にただでくれてやっている」ということになる。


そんなこと、冗談じゃない、まっぴらごめん、って思う。


大切な人のためや、自分が喜びを感じるもの、
何かを学んだり、作ったり、良い先につなげていくもののために使いたい。