先の自分から見た今の自分はいつも愚か

数年前の自分を振り返って、
いろんなことにおいて馬鹿だったり愚かだったと思う。
1年前の自分を振り返って、
やはり馬鹿で愚かだと思う。
いつの自分を振り返っても
馬鹿で愚かに思える。


今の自分のほうが賢いって思ってるわけで、
でも、そんな今の自分のことを、一年後の自分は
「馬鹿で愚かだと思う」ってきっと思っていて、
その一年後の自分のことも、もっと先の自分は
「馬鹿で愚かだと思う」って思ってるわけで。


いつの自分ももっと先の自分からしたら「馬鹿で愚か」に思えるってことは
それだけ自分がその時よりも成長したからであって、
いつの自分も「馬鹿で愚か」なのはいただけないような気がするけれど、
成長し続けることが大切なことで、
いつだって完璧や万能にはなれないわけで、
その時のベストな、自分がベストだと思う選択や行動をとり続けることしかできなくって、
要領悪かったり、失敗しても、
それだって、やってみてはじめて分かって、そこからどう改善するとか、違うやり方なり、試行錯誤で、
納得できるまで、


いつの「今」もそうやってきた結果で経過で、
今の私には過去の自分のことはよくわかるけれど、
過去の自分に今の自分に見えたり、理解できることはわからない。


そして、今の自分に先の自分が当たり前のように理解できたりできるようになっていることだって、今の自分にはまだわからなかったり、できなかったりするっていうことで、


それも今の自分があるからこそ、
自分がやっていくことによってからこそ、
わかるようになったり、できるようになったりしていくことで、


ただぼーっと何もさほど考えず、惰性とか頑固でとか、同じやり方とか、失敗しても繰り返し続けたりしていたら成長はしないわけで、


自分が成長しないっていうのは、いやだな。
それでいいっていう人もいっぱいいるんだろうけれど。
っていうか、そんなことすら考えないひとも多いのかな。
それでハッピーになれる、自分を好きでいられるならいいのだろうけれど、
私はそうじゃないから。


数年後の私は今よりもきっとずっと賢い(はず)(笑)。
でも今の私はいきなりとか一瞬では数年後の自分にはなれない。
だから、数年後の自分が今の私のことを馬鹿で愚かだと思っても、
だから今のあなた(数年後の自分)がいるんでしょ、って。
今の自分にはまだ見えないもの、わからないこと、できないこと、
たくさんできるようになっているように、
その時の自分には
何が見えているのかな、
何をどんな風に思っているのかな、


幸せな気持ちでいられるように、
答えをひとつひとつ見つけていきたい。